study・Event

【知のシリーズ】第7弾
「知らないとは言えないBIMのこと」

設計者・施工者・積算者、各立場からのBIMへの認識を深める

開催日:
2019年6月26日

主催:(公社)日本建築積算協会 関西支部 / 後援:国土交通省

【CPD認定プログラム】
(公社)日本建築積算協会/(公財)建築技術普及センター(CPD情報提供制度)

BIM元年と言われる2009年から早10年。BIM(ビルディング・インフォーメーション・モデリング)は設計事務所や建設会社を初め、多くの企業が導入しているものの、その使い方はさまざまです。
BIMはどこまで進化しているの?
BIMで一体何ができるの?
そもそもBIMって何なの?
今さら聞きにくい基礎的なことから最新情報や将来的な課題など、意匠・構造・コストの各分野で精通している方々からお話しいただき、設計者・施工者・積算者、各立場からのBIMへの認識を深める機会を設けました。 BIMについて理解されている方から、正直全くわからないという方まで、どうぞこの機会にBIMのことをしっかりと知ってみませんか。皆様のご参加お待ちしております。

日 時

2019年6月26日(水) 午後1時30分~5時00分 (受付 午後1時より)

会 場

大阪府建築健保会館

大阪市中央区和泉町2-1-11 電話06-6942-3622

定 員

119人(定員に達し次第締め切らせて頂きます)

座席指定(申し込み順)

受講料

積算協会会員 5,000円  建築積算士 6,000円  一般 7,000円

講 師

飯島憲一氏  大阪電気通信大学 工学部 建築学科 教授/ 国立研究開発法人 建築研究所客員研
古川智之氏  (株)久米設計 設計本部 医療福祉設計部 主査
大越 潤氏  大成建設(株) 設計本部 設計品質技術部 シニア・エンジニア
比嘉俊介氏  (株)安井建築設計事務所 東京事務所コスト計画部 主事

講習内容
(1) 基調講演 「繋がるBIMと繋がらないBIM」飯島様
・ BIMの思想と課題を探る
(2) 講演1 「設計事務所のBIM活用例と“広がるBIM”の考察」 古川様
・ 医療施設における設計BIM事例
・ Non-BIMユーザーへのアプローチを通じて
(3) 講演2 「繋がるBIMを目指して」 大越様
・ 鉄骨構造を例に設計から生産のプロセスチェンジを探る
(4) 講演3 「コストマネジメントにおけるBIMの活用」 比嘉様
・ BIMを取り入れた結果と今後の目標を探る。
※資料は講習会会場で配布致します。 (内容は多少変更する場合があります)

■講師略歴 / 経歴(受賞歴、著書等)

  • 飯島憲一氏

    飯島憲一氏

    1989年京都工芸繊維大学工芸学部建築学科卒業、2000年京都工芸繊維大学大学院博士(工学)。1991年(株)安井建築設計事務所に入社後、情報・プレゼンテーション部長、ICT/BIMデザインセンター長、設計プロセス・品質管理室長、(株)安井ファシリティーズ建築データマネジメント本部副本部長などを歴任。2018年(株)安井建築設計事務所を退社、大阪電気通信大学工学部建築学科教授(現在に至る)。他に、日本建築学会IPDコラボレーション研究WG主査(2015年より)、Revit User Group会長(2016年より)、BIMを活用した建築確認における課題検討委員会委員(2018年より)、国立研究開発法人建築研究所客員研究員(2019年より)。

  • 古川智之氏

    古川智之氏

    2010年 名古屋大学大学院社会環境工学科建築学専攻卒業、2012年 名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻にて「医療・FM」に関する研究室を修了後、株式会社久米設計に入社。設計本部医療福祉設計部に所属し、主に病院の意匠設計を担当。BIMによる医療福祉施設の設計を多数手掛ける中、同社BIM-WGのコアメンバーとして社内のBIM推進やBIM社内講師も兼任する。その他 Revit User Group意匠WG 確認申請TFリーダー(2018)、BIMを活用した建築確認における課題検討委員会委員 協力設計者として参加 (2018)

  • 大越 潤氏

    大越 潤氏

    1998年工学院大学工学部第一部建築学科卒業、2000年工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了(工学)。同年大成建設㈱に入社後、建築工事作業所、建築本部積算部躯体担当として鉄骨積算、同値入システム、自動積算システムの開発を担当。2005年よりTASPlan社(フィリピン子会社)出向(構造積算責任者)。2007年解出向後設計本部で構造設計、構造設計BIM推進担当、現在に至る。日本建築積算協会情報委員会委員(2015年より)、Revit User Group副会長(2016年より)、日本建築学会IPDコラボレーション研究WGメンバー(2017年より)、総務省資産評価システムに関する調査研究委員会委員(2018年)、buildingSMART Japan構造設計小委員会委員長(2018年より)

  • 比嘉俊介氏

    比嘉俊介氏

    1999年大阪工業大学工学部第Ⅰ部建築学科卒業。 2007年(株)安井建築設計事務所に入社。大阪事務所コスト計画部に配属、2018年より東京事務所コスト計画部へ出向、現在に至る。 社内BIMワーキンググループに属し、コストスタディシステムの開発、実施設計における積算ソフトとの連携についての研究及び検証などを行う。 日本建築積算協会情報委員会委員(2017年より)において、コード分類ワーキングに属し、日本におけるコード分類に関する検討を行う。(現在も継続中)